お役立ち情報
かわいいペットには、いつも健康で生き生きと過ごしてもらいたいですよね。
動物病院に来院する、犬の病気で一番多いのが皮膚病です。
愛犬の皮膚病が、家族にうつる心配をされたことはありませんか?
犬の皮膚病の中には、ペットから人にうつる病気もあるんです。
また、人から犬に感染させてしまうケースもあります。
今回は、人にうつる犬の皮膚病について解説していきますね!
犬の皮膚病だから、人間には関係ないと思っていませんか?
犬から人にうつる皮膚病には、大きく二つあります。
これらの皮膚病について、説明していきます!
皮膚糸状菌症は、カビ(真菌)が皮膚に感染して、増殖することで炎症を引き起こす皮膚病です。
犬の免疫が下がることで、皮膚のバリア機能が落ちて感染してしまいます。
目や口の周りや足先など、皮膚の柔らかい部分に発症して、激しい痒みやフケ、脱毛症などの症状が見られます。
免疫が弱い子犬や免疫が低下している犬、高齢の犬が感染しやすい皮膚病です。
皮膚糸状菌症は、人獣共通感染症なので人にもうつる可能性があるため注意しましょう。
人にうつると顔や腕などに、かゆみを伴った発疹があらわれます。
ペットと同じように、円形脱毛症などの症状も見られますので、チェックしてみてください。
一般的に、皮膚糸状菌症に感染した場合は投薬や薬用シャンプーなどの治療が行われます。
まずは、かかりつけの動物病院に相談してみてください。
角化型疥癬は、まだ皮膚機能が未熟な子犬など、皮膚のバリア機能や免疫が弱い犬で発症するケースが多い皮膚病です。
耳の周りやお腹に分厚いフケが出たり、犬が痒がって毛をむしるなどの行動が見られます。
治療方法は、皮膚糸状菌症と同じように投薬による治療や薬用シャンプーによって治療を行うことが多いです。
飼い主さんにもうつる場合がありますので、自分自身もかゆみなどを感じる場合は、病院で受診することをおすすめします。
犬の皮膚病には、飼い主さんにもうつる病気があります。
よく見られる皮膚病は、以下の二つになります。
皮膚病は、犬の中で最も多く発症する病気です。
かわいい愛犬に上記のような症状が見られたら、まずは動物病院での受診をおすすめします!