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高齢犬となると、皮脂の分泌のバランスが不安定になるため、脂漏症になるケースが多いです。
では、犬の皮膚病は他にどのようなものがあるのでしょうか?
その症状と、自宅で出来る改善方法を踏まえてご紹介します。
犬の主な皮膚病は以下の通りです。
ツメダニ病、皮膚糸状菌症に関しては感染性があり、犬から犬に移ることがあります。
さらにツメダニ病は、ヒトにも感染の恐れがあり、同じく皮膚症状が起こることがあります。
それぞれの症状の特徴を、詳しく見ていきましょう。
犬の皮膚病の症状に代表的なものを調べてみました。
これらの症状が現れたときは、普段よりよく観察しておくようにするといいでしょう。
中には気温や湿度によって、皮膚症状が一時的に現れることが原因のため、様子を見ているうちに自然と改善することもあります。
ヒトと同じく、犬の肌にも治癒力があるのです。
そのため、まずは様子を見ることをおすすめします。
犬の皮膚の症状は生活を見直すことで改善することもあります。
まずは病院に行く前にしてみるとおすすめの方法をご紹介しますね!
普段と違うと感じた場合は、その時点で犬の症状を記録しておくといいでしょう。
この3つは最低限記録しておくと、後々獣医師さんの問診に答える際、スムーズに対応できます。
また似たような症状が起きた際、この記録が残っていれば今後の参考になりますよ。
皮膚の症状にもよりますが、赤みがあったり膿むように腫れぼったくなっていたりしないのならば、シャンプーをしてみるのも一つの手です。
たらいのような大きな入れ物に湯を張り、人肌くらいの温度になったら500円玉2枚分のシャンプーを入れて溶きます(小型犬の場合)。
十分にシャンプーを溶かした湯に犬を入れてあげ、かけ湯をするよう洗ってあげたら15分ほどそのまま置いてあげるのがコツ。
こうすると余分な皮脂を奪わず、肌に負担をかけずに汚れを落とせるのです。
しっかり保湿をしてあげることも忘れずにしてあげてくださいね。
また、ブラッシングはこまめにすることをおすすめしています。
直接愛犬のケアをしていく中で原因を見つけられたりすることもありますので、いつもより意識してブラッシングの回数を増やすといいでしょう。
様子を見ていたけれど、改善するどころかだらだらと悪化するという場合は、動物病院にご相談するのがおすすめです。
さきほどお話したメモの記録はここで役立ちます。
こまめな記録によって、判別のしがたい皮膚病であっても判断材料になることがあるので、ぜひ記録をとっておくといいでしょう。
中には人に感染する皮膚病である可能性もあります。
その間の生活の記録があると、振り返るきっかけになるのでスムーズです。
犬の主な皮膚病の種類は、次の通りです。
また、万が一愛犬が皮膚病になってしまった場合は、次のような対策を講じましょう。
大切な家族との暮らしは当たり前になってくるとつい、細かな部分まで見られないこともありますよね。
気がついたときにさっと記録することの積み重ねで、適切安全な治療を受けられるようになるので、ぜひ試してみてください。