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愛犬のニオイ、気になりませんか?
実は、そのニオイ、皮膚病が原因かもしれません。
この記事では、次の3つのことに関して説明していきます。
心当たりのある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
愛犬から、いままでとは違う臭いがする場合、マラセチア皮膚炎という皮膚病を患っている可能性があります。
次項から順番に説明していきますね。
マセラチア皮膚炎とは、カビの一種として知られています。
常在菌として皮膚の表面に常在している菌の一種であるため、マラセチアそのものは悪さをしないのですが、菌の数が増えてしまうと皮膚病を発症します。
マセラチア皮膚炎の症状は次の通り。
主に症状が見られるのは、口や手足・わきの下や内腿などにあらわれます。
マセラチア皮膚炎を診断するために、掻爬検査や毛の検査をおこないます。
そのほかに、スライドグラスを直接肌に押し当てる検査や、皮膚の表面にいる細菌をセロハンテープなどで採取する検査などをおこないます。
他の病気の症状と同時に発生する場合があるため、慎重な検査と診断が必要です。
マセラチア皮膚炎の治療法は、大きく2つの方法に分けられます。
1つ目が「全身療法」と言って、抗真菌剤を内服する治療法
です。
2つ目が、「外用療法」と言って、シャンプーや塗り薬で治療を行っていく方法です。
どちらの方法を適用するかは、愛犬の肌の様子をみて、獣医師さんと一緒に判断してくださいね。
マセラチア皮膚炎になりやすい犬種は次の通りです。
皮脂が多い犬は特に皮膚炎にかかりやすいため、日頃のお手入れをしっかり見直しましょう。
マラセチア皮膚炎は湿気が高いと発症しやすいので、加湿器などを使い部屋の湿度が高くならないように注意してあげましょう。
また、脂分の多い食事は身体から皮脂を分泌させやすくなるため、必要以上の脂分を与えないよう気を付けることも大切です。