お役立ち情報
愛犬の健康は、飼い主さんにとって何よりも重要なことですよね。
そんなワンちゃんの皮膚に、ブツブツなどを見かけたことはありませんか?
もしかしたら、それはノミやマダニが原因かもしれません。
ほっておくと、激しいかゆみなど様々な症状が出てきてしまいます。
かわいい愛犬のために、飼い主さんができる対策や原因を紹介していきますね!
犬の皮膚にブツブツができるのは、多くは『ニキビダニ症』などの原因が考えられます。
ニキビダニ(毛包虫)は健康な犬でも皮膚に常在していますが、子犬や高齢の犬、または病気などで免疫力が低下していると過剰に増えることがあります。
また、ニキビダニはマダニと違って顕微鏡でないと見れないため、よくアレルギーなどの皮膚病と診断されてしまうケースがあるのです。
それでは、ニキビダニ症について説明していきますね!
健康なワンちゃんでもニキビダニは常にいますが、皮膚バリアの未発達な子犬などは環境の変化によって、ニキビダニが過剰に増殖してしまい、顔や足先にブツブツができたりします。
成犬でも発情期や妊娠中だったり、病気や手術などで免疫力が低下していると症状があらわれることがあります。
基礎疾患がある老犬なども症状が出やすい病気です。
一般的な治療法としては、薬の服用や注射による治療が行われます。
よく誤解されますが、滴下タイプのフロントラインなどの予防薬では、ニキビダニ症のダニは駆除ができません。
近年、経口タイプのダニ予防薬(ネクスガードなど)にニキビダニ症の治療効果の有効性があることが分かり、強い効果や安全性の高さからこちらを治療に使用するケースが増えてきています。
他の皮膚病でも有効なシャンプー療法もよく行われる治療法です。
犬の皮膚にブツブツができる原因には、ニキビダニ症が考えられます。
子犬や老犬、病気の犬などの免疫力が低下している状態になると、普段から常在しているダニが過剰に増殖して症状を起こすのが原因です。
近年では、有効性の高い経口タイプのダニ予防薬もあります。
愛犬の皮膚にブツブツが出たら、まずはかかりつけの獣医師さんに相談しましょう!