お役立ち情報
皮膚トラブルは、犬を飼うにあたって避けては通れない課題の一つ。
かゆみやフケなど、犬によって症状はさまざまです。
さらにシニア期に入り老犬になってくると、より皮膚トラブルが発生する可能性が高くなります。
大切な愛犬を皮膚トラブルから守ってあげられるのは、他でもない飼い主のあなただけです。
老犬が陥りやすい代表的な肌荒れとその原因を解説していくので、愛犬を守るためにもぜひ参考にしてくださいね。
老犬がかかりやすい主な皮膚トラブルは、次の2種類です。
それぞれ詳しく解説していきます。
皮膚の赤み・発疹は、犬の皮膚トラブルの中でも代表的な症状です。
強いかゆみを伴い、犬が肌を舐めたり噛んだりしすぎてしまうことによって、皮膚トラブルがさらに悪化してしまう可能性があります。
赤みや発疹の原因としては、肌の乾燥や、乾燥によるバリア機能・免疫力の低下が代表的です。
フケは、皮膚のターンオーバーが原因で発生します。
皮膚のターンオーバー自体はごく自然な現象のため、通常フケが目立つほど出ることはありません。
しかし著しくフケの量が多い場合、肌が乾燥しているなどの原因が考えられます。
老犬の皮膚トラブルをケアするためには、とにかく保湿が重要です。
皮膚トラブルの原因の多くは皮膚の乾燥のため、しっかりと保湿をしてあげることで症状を緩和できるでしょう。
人間の場合、肌を保湿する「セラミド」を産生する機能は20代を境に低下していき、50歳になる頃には半分ほどになってしまいます。
50歳は犬の場合ちょうどシニア期にあたるため、セラミドを産生する機能が8~9歳を境にがくんと低下してしまうのです。
そのため、老犬の保湿ケアは怠らないようこまめに行ないましょう。
具体的なケアの方法は次の通りです。
大切な愛犬を守るためにも、ぜひ上記の対策を行なってみてくださいね。
老犬が陥りやすい代表的な皮膚トラブルは、次の2つが挙げられます。
上記の2つは主に乾燥が原因で発生するため、日頃から保湿をしっかりと行なうようにしましょう。
丁寧なシャンプーや保湿スプレーの利用など、愛犬の皮膚の状態を確認しながらケアをすることで愛犬の細かな変化にも気が付きやすくなりますよ。